んoon - Forest feat. ACE COOL
https://www.youtube.com/watch?v=-fvq1IuU8lU
Akihiko Taniguchi によるMV。リッチなゲームエンジン(風?)の3D空間に雑に置かれる身体。そこそこ高品質な3Dスキャンの頭を置いてみるが、口は動かない。代わりに高速で手が動き、口ほどに物を言うが、身体とつながっているわけではない。靴下を手に被せたような雑な実写のパペットが平面で現れるが、目は3Dプリンターでわざわざ印刷されている。そこにACE COOL のトレードマークであるサングラスが丁寧に掛けられる。しかしこれは段ボールのような素材でできている。かとおもったら、先ほど高速で動いていた手がこのパペットに変わり、平面から立体へと変わる。このようにこの映像では粗さと上質さが常に対比されて描かれていて、それが特有の面白い表現や質感になっている。 この粗さと上質さのアンビバレントな感じは3Dのインディーゲームにも見ることができる。アイデアとアセットによって最低限に作られる世界は特有の雰囲気があると思う。その世界をより抽象化して特化させたものをこのMVの中に見ることができる。 実際、短期間での制作で構成よりも先にとにかく手を動かすことで作ったらしく、それによる特有の質感が出ているような気がする。
んoon - Forest feat. ACE COOL 、実は短期間(9日間くらい)で作っていて、いかに短時間でやっつけるかってことを考えた結果、新しい方法を色々試せて、製作中はテンション高めで充実してた。家族に手伝ってもらったり、学生に手伝ってもらったりしながら完成しました。 あと、短時間だったので、絵コンテとか構成は考えないで、基本最初の場面から順番に思いついた場面を作っていって、一度編集ソフトでタイムラインに置いたら絶対に直さないみたいなのを徹底していた